03 / Second opinion

セカンドオピニオン

セカンドオピニオンとは、現在診療を受けている主治医とは別に、違う医療機関の医師に「第2の意見」を求めることです。 患者さん・ご家族が納得して治療法を選ぶための、大切な選択肢のひとつと言われています。

※ 本ページは一般的な情報の整理を目的としたものであり、診断や治療の指針を示すものではありません。 受診や手続きの詳細は、主治医や各医療機関の窓口にご確認ください。

Overview

セカンドオピニオンを考える

セカンドオピニオンとは

セカンドオピニオンは、治療の進行状況や次の段階の治療選択などについて、主治医とは別の医師に意見を求めることをいいます。 必ず受けなければならない「手続き」ではなく、ご自身の意志で行うものです。

「主治医を信頼できないから別の医師を探す」ことと同一視されがちですが、信頼関係の有無にかかわらず、 患者さん(ご家族)が主体的に治療方針を選ぶために複数の医師の意見を聞くことは、ごく自然なことと言われています。

脳腫瘍で大切とされる理由

脳腫瘍には大変多くの種類があり、それぞれ治療法が異なるうえ、年齢などによっても変わってきます。 患者数自体が少なく、医療機関によって経験を積んだ種類に差があることもあると言われています。 患者・家族が数多くの種類や治療法について正確な情報を得る手段は限られているため、 より経験や知識のある医師に相談することは自然な選択といえます。

相談先(病院)の探し方

大学病院の多くがセカンドオピニオンを受け入れているほか、近年は「セカンドオピニオン外来」を設けている病院もあります。 脳腫瘍は種類が多く、病院や医師によって得意とする分野が異なる場合があるため、 各医療機関のホームページなどで診療体制を確認しながら探すとよいと言われています。

脳腫瘍の診療に取り組む医療機関は 全国病院情報 のページにまとめています。

セカンドオピニオンを受けるまでの主な手順

  1. セカンドオピニオンを受ける病院を探す。
  2. 主治医にセカンドオピニオンを受けたい旨を相談し、同意を得る(紹介状・診療情報提供書などを依頼する)。
  3. 病院を予約する(料金や必要書類もあわせて確認する)。
  4. 必要な資料をそろえる(紹介状、診療情報提供書、検査記録、MRI・CT などの画像、病理検査の報告書、相談同意書 など)。 必要なものは医療機関によって異なるため、受ける病院に事前に確認してください。
  5. 相談内容を事前に整理する(病院によっては相談シートが用意されている場合があります)。
  6. 来院して相談を受ける。

受ける前の準備

これまでの経過や主治医からの説明は、メモに整理しておきましょう。治療法の選択にあたって聞きたいことも、事前にまとめておくと安心です。 初めて説明を聞くときは、可能であればご家族など複数人でメモを取ると、より正確に記録できると言われています。

受けるときの心構え

治療法を選ぶための相談であることを念頭に置き、気がねなく質問しましょう。医師の説明はメモを取り、可能であれば書いていただくのもよい方法です。 治療の選択肢と、予想される経過についてはしっかり確認しておきましょう。

受けた後

複数の医師の話から、ご自身(ご家族)の状況や治療について理解を深められると思います。十分に納得したうえで判断してください。 それでも納得できない場合は、さらにセカンドオピニオンを受けることもできますが、手間と時間がかかること、また病気の進行も考慮しておく必要があると言われています。

料金について

セカンドオピニオン外来は全額自費で、健康保険は適用されないのが一般的です。料金は医療機関によって差があるため、 事前に各医療機関の窓口にご確認ください。

治療法そのものの種類や進め方(手術・放射線治療・薬物療法 など)や、各段階で利用できる支援制度については 治療の流れと受けられる支援、 医師から治療の説明を受ける際に確認しておきたいことは インフォームドコンセント のページをご覧ください。 個別のご質問は toiawase@jbta.org までお寄せください。